この記事では、
お金の不安がなかなか消えない私が、
「どうして私はこんなにお金のことが不安なのだろう?」と、
自分のお金に対する感じ方を振り返っています
夫との違いや、子供の頃のお金にまつわる経験を振り返る中で、
今まで「お金の不安」とひとまとめにしていた気持ちの中に、
別の感情も混ざっているのかもしれないと気づきました
お金の不安が消えないのは、金額が少ないからだけ?
働いたわりに、手元に入ったお金が少ないと、私は一気に不安になってしまいます
「今月、大丈夫かな」
「お金、足りるかな」
手元にあるお金が少ないと、お金の減りもいつもより早い気さえしてきます
そして、使うことにも慎重になります
疲れている日は、
できればサッと外食をして、手軽に済ませたい
でも、それだとお金がかかってしまう
「疲れているから今日はラクしよう」と、
お金を使って自分をラクにすることまで難しくなったように感じます
だから、お金が少ないことで不安になるのには、現実的な理由もあります
ただ、私の中にはもう一人、
「あるお金で生活すればいいだけじゃない?」
と冷静に考えている自分もいます
実際、今あるお金の範囲で生活していけばいいのです
そう思っているのに、お金が少ないと私はものすごく悲しくなる
「こんなに働いたのに、これだけか」
というがっかりした気持ちもあれば、
自分が思ったように稼げないと「かっこ悪い」とまで感じてしまいます
そこで、ふと思いました
私は単純に「お金が足りるかどうか」だけを不安に思っているのだろうか
もしかしたら、
私がずっと「お金の不安」だと思っていたものの中には、
不安以外のものも混ざっているのかもしれません
私は昔から「あるお金」より「少ないお金」を見ていた
今回のことをきっかけに、これまでの自分とお金の関係を振り返ってみました
すると私は昔から、「今、これだけある」ということよりも、
「足りるかな」
「なくなったらどうしよう」
「もっとあったほうが安心できる」
と、お金が「足りないかもしれない」という方に意識が向きやすかったように思います
実際には手元にお金があっても、
「あるから大丈夫」と安心するより、
「これで足りるだろうか」と心配になる
だから、お金が入ってきても、それだけで安心できるわけではありませんでした
考えてみれば、少し不思議です
同じ金額を見ていても、
「これだけある」と見ることもできれば、
「これしかない」と見ることもできます
私はずっと、後者の見方をすることが多かったのかもしれません
では、
どうして私はこんなにも、
お金の「少ない」「足りない」というほうに反応するのだろう?
そんなことを考えていたとき、
ふと気になったのが、夫と私のお金に対する感じ方の違いでした
夫との違いから、自分のお金への感じ方を振り返った
夫は、私に比べるとお金に対する不安がかなり少ない人です
現在は私のほうが夫より収入は多いのですが、
お金のことを心配しているのは、圧倒的に私のほうです
「なんで私はこんなにお金のことを心配するのだろう?」
と考えるきっかけにはなりました
夫に子供の頃のお金について聞いてみると、
「お金のことで不安を感じたことはなかった」と言います
夫の父親は自分で仕事をしていて、家族がお金に困っている様子もなかったそうです
同じ「お金」でも、
夫と私では、それまでに経験してきたことがずいぶん違います
そう考えたとき、
「私はこれまで、お金をどんなものとして見てきたのか?」
と、自分の子供時代のことを振り返るようになりました
子供の頃、お金の問題は「うち、どうなってしまうの?」という不安だった
私の子供時代を振り返ってみると、
両親は、経営していた喫茶店がうまくいかず、
いつもお金のことで困っていました
そんな両親を見て、「かわいそう」と思っていました
そして、両親がお金のことで不安になっていると、私もなんとなく不安になる
子供だった私にとって、お金の問題は、
「お金がない」
ということ以上に、
「うち、どうなってしまうの?」
という不安だったかもしれません
学生の頃、
楽しみにしていた買い物をするため、
祖母に預けていた自分のお年玉を使おうとしたことがありました
ところが、
そのお金は父が事業のために使っていて、もう1円もありませんでした
欲しかったものが買えなかったことも悲しかったけど、
自分のお金が知らないうちになくなっていたことは、
とても悲しい出来事でした
その後、家に借金があることも知り、言葉が出ないほどショックで、
「うち、大丈夫なのかな」
という不安が強く残りました
こうして振り返ってみると、
私にとって子供の頃のお金は、
安心できるものではなかったかもしれません
今の悲しみに、子供の頃の悲しさも重なっているのかもしれない
今の私は、
「あるお金で生活すればいい」
と冷静に考えることもできるようになりました
そんなことは、当たり前のことかもしれませんが
「お金=不安」としか思えなかった私が、
そう思えるようになれたので、随分と成長した気がします
ただ、子供の頃に感じていた悲しみは、私にとってとても深いものでした
それに比べたら、
「こんなに頑張って働いたのに、これだけか」
と、お金が少ないことで感じる悲しみのほうが、まだ耐えられたのかもしれません
今は、そんなふうに思っています
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