フリーランスとして働く夫と生活している私は、心のどこかで、
「個人で稼ぐことは、やはり難しいのではないか」
と思っていました
私から見ると、夫の働き方はまるで「狩り」のようで、どうにも落ち着きません
獲物(仕事)は欲しいと思ったからといって獲れるわけではないし、
獲れたとしても、獲物の大きさ(報酬)もバラバラです
私自身もコンテンツ事業をしていて、事業以外では派遣社員としても働いています
「仕事がない=収入がない」に耐えられない私は、
どんな形でも毎日働くことで、
ちゃんと生活できる安心を確保しています
その思いが強くなっていったあまり、
次第に夫にも、私が安心できる働き方を求めるようになっていました
※この記事では「個人で稼ぐにはこれをしましょう」という、
具体的なノウハウなどを紹介する記事ではありません
「個人で稼ぐのは難しい」と感じたときの考え方の参考にしていただけたらと思います
「個人で稼ぐのは難しい」と思っていた私が、夫を見て気づいたこと
私は長い間、夫のことを「稼げない人」だと思っていました
夫は個人事業主で、仕事ごとに報酬を受け取っています
私はその報酬を見て、「毎回、単価が安いな」と思っていました
でも実際には、夫なりに相場を調べたうえで報酬額を決めています
振り返ってみると、私は金額だけを見て、
夫を「稼げない」と判断していたわけではなかったかもしれません
独身だった頃の私はそうでもなかったのですが、
収入が不安定な夫と結婚してからは、
「週5日、毎日働いて収入を得る」という働き方を
以前より強く求めるようになっていました
振り返ってみれば、無理もなかったのかもしれません
当時は今よりお金に対して不安が強かったのに、
収入が不安定な人と結婚したので、
週5日働いて毎月ある程度決まった収入を得ることが、
私にとって安心するための方法となっていきました
夫は仕事があるときに働くやり方なので、
次第に私は、
「二人の生活なのに、何だか私ばかりが背負っている気がする」
「夫の収入が増えれば、私はこんな思いをしなくて済むのに…」
と、腹が立つようになっていきました
でも同時に、夫のことが羨ましくて仕方がなかったのです
私は、夫に、
「二人の生活だから私ばかり担うのは嫌だ、
仕事がない日は何かアルバイトをして家計を助けてほしい」
と、何度も言いましたが何も変わりませんでした
考えてみれば、夫は私と出会う前からこの働き方だったし、
結婚前にも、
「俺は、働き方は変えないけど、それでもいい?」
と聞かれ、二人で話し合ったうえで結婚しています
(当時の私は、夫を支えたい思いの方が強かったかもしれません)
でも、現実は全然違いました
そんな不満ばかりを感じているとしんどいからか、
いつしか夫との関係を上下関係で見るようになっていきました
「家計を支えている私は偉い」
「毎日働いてる私は優秀だ」
と夫より上に立とうとする自分がいたと思います
もしかすると、そうすることで、
自分の中にあった不満やしんどさに蓋をすることができていたからかもしれません
このような経緯から、
私は夫を「稼げない人」と決めつけるようになっていたのだと思います
「夫は稼げない」ではなく、「私ができる方法では稼げない」だった
そんな夫への見方が変わっていったのは、
私が夫にSEOのことを教えたときでした
夫は趣味でゲームチャンネルを運営していて、
「推しているゲームがニッチ過ぎるせいか、なかなかみんなやってくれない」
と、ぼやいていました
そこで私が、
「SEO対策をしたら、もっと知ってもらえるチャンスになるかもしれないよ」
と話すと夫はSEOに興味を持ち、
自分から私にいろいろ聞いてくるようになりました
その姿を見たとき、
「あ、そうか、合うものだとこうやって自分から来るのか」
と気づきました
そこで、ゲームに詳しくない人にも伝わるように、
もう少し広いジャンルの言葉を入れてみたらどうかと提案してみました
すると夫は納得して、その場ですぐ変更していました
もちろん、変更したばかりなので、
これによって数字がどう変化するのかはまだ分かりません
私が印象に残ったのは、
夫が「それならやってみよう」と納得すると、自分からすぐに行動したことでした
何度も「バイトしてよ」と頼んでも動こうとしなかったのに、
ゲームのことになると、自分からあっさり動いた
それを見て、私は初めて、
「夫は動けない人なのではなく、
私が求めていた方法では動かなかっただけなのかもしれない」
と考えました
そこで今度は、
「なぜ私は、夫に毎日働くことや、仕事がない日にアルバイトをすることを
あれほど求めていたのだろう」
と考えてみました
すると、私自身が安心できる働き方を
夫にも求めていたのかもしれないと気づいたのです
振り返ってみると、当時の私は自分のつらさで余裕がなく、
自分が安心するための働き方を、夫にも求めていたのだと思います
そして私は、
「私が求める方法では稼ごうとしない」
という夫の姿を、「夫は稼げない」と結びつけていたのかもしれません
「個人で稼ぐことは難しい」と感じたら
もしかしたら、
今選んでいる方法が、自分に合っていない可能性もあります
私自身もまだ途中なので、「こうすれば稼げます」と言える答えは持っていません
ですが、
継続している立場として言えることがあるとしたら、
自分のやっていることをお金につなげていくために、
やり方を変えたり、ハードルを下げたりしながら、
とにかく試行錯誤を繰り返していくことです
仕事は、どうしても「お金を得るもの」として考えやすいものですが、
そこで一旦、あえてお金を切り離してみて、
仕事を通して自分は何を大切にしているのか、考えてみてもいいと思います
そうすることで、仕事への見方が変わって選ぶものも変わり、
いつの間にか「個人で稼ぐのは難しい」という気持ちが少しずつ弱まっていくかもしれません

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